まるまげ祭り(氷見市 千手寺) [日記・雑感]

 女性の願いを込めた祭りが今年も開催されました。<2011年4月17日(日) >

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   ++++++人呼んで「まるまげ祭り」++++++

江戸時代に芸者が結婚して妻になれるようにと「まるまげ」を結って千手寺に参拝したことにより始められました。

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未婚女性がまるまげを結い、稚児たちと練り歩きます。
市街地を練り歩いた後は、千手寺に参拝します。

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今年は好天に恵まれ、県内外から60人の独身女性が参加し、
中心商店街などを通り、千手寺までの約3kmを練り歩きました。

桜がデザインされたピンク、青、紫の着物に、赤い蛇の目傘をさした姿は、何ともあでやかで、
沿道から眺める大勢の市民やカメラマンなどの目を楽しませていました。

現在は公募による結婚願望の独身女性たちにより華やかに引き継がれています

さて、千手寺に集合した女性たちを待ち受けるのは、祈祷の準備をするお坊さん。

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実は女性たちはそれぞれの願いことを書いた「護摩札」を手にして祈りを込めながら、祈祷するお坊さんの周囲を巡回します。

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女性が手にしている護摩は最終目的地の千手寺で焚きます。
護摩を焚いてもらう事で、願い事が叶うそうですよ。
「早く結婚ができますように」とか「良い人に出会えますように」とかね。

おっと、その前に神事がありました。

やぶさめ神事です。お坊さんが四方に向かい矢を放ちます。
運よく矢を採れた人には、幸運が。採れなかった人にもそれなりに幸運が舞い降りるそうです。

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やぶさめ神事が終わると、杉の葉を積み上げた山に着火されました。

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火の回りが落ち着くと、女性たちが書いた「護摩札」を次から次と火に投げ入れられました。
あらためて、護摩を焚いてもらう事で、願い事が叶うそうですよ。
「早く結婚ができますように」とか「良い人に出会えますように」とかね。

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終わってみると、大変清清しい気持ちが残った1日でした。
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